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文久3年8月24日(1863年10月6日)
【京】七卿の官位停止/
九門往返再開

■政変後
【京】文久3年8月24日、朝廷は、政変後に京都を出奔して長州に向かった激派公卿七卿(三条実美、三条西季知、東久世道禧、壬生基修、四条隆謌、錦小路頼徳、沢宣嘉)の官位を停止しました。彼らには政変当日に禁足の朝命が出ていましたが、それを無視して出奔したのが不法であるとされました。

参考:『徳川慶喜公伝』2など(2004.10.31)

関連:■「開国開城」「大和行幸計画と「会薩−中川宮連合」による禁門(8.18)の政変」■テーマ別文久3年:「大和行幸と禁門の政変

★★★

【京】文久3年8月24日、朝廷は、政変時に閉鎖された宮門をすべて開き、平常通りの九門内の往返がを許すことを決定しました。

外講九門のうち、三門(中立売・今出川・清和院)は政変翌日の19日に開かれていましたが、この日、残りの六門を開くこと及び内講六門を開くことが決定されました。これに際し、会津藩は、蛤門警備の藩兵の一部を唐門・清所門警備に当てることになりました。

<ヒロ>
九門の開閉については上と違う史料(『中山忠能日記』)もありますので、ちょっと検討中です。

参考:『維新史』三、『稽徴録』、『幕末政治と倒幕運動』(2004.10.31)
関連:■テーマ別文久3年:「親兵設置・宮門警備問題」■豆知識「御所の九門・六門


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